余命が半年だったらどうする?

余命が半年だったらどうする?

という問いがテーマのイベントに参加してきた。

 

元々いばや通信というブログから知った坂爪圭吾さんという人がいて、わたしはその人の考えとか紡ぐ言葉とか生き方にいつも希望をもらっていた。

いばや というのは やばいを反対から読んだだけらしく、でもなんかしっくりくるから不思議なのだけど

 

そのいばやにいるまゆさんという女性がいて、

その人のツイートで昨日の夜突如そのイベントがあり、今日参加してきたという次第。

 

まゆさんも、これまたわたしのイメージの中ではやばい人で、底抜けの明るさがメディアを通して伝わってくるのがやばいし、恋愛観とかも色々やばくて、会ってみたいような、その人の前で縮こまる自分も想像できて会いたくないような そんな気分だったのだけど、最近のわたしはちょっとそういう人との出会い に関する考え方が変化してきていて。

 

というのも、今日は金曜だけど、1日予定がなくて暇を持て余してたんだよ。昨日の夕方くらいから。

で、せっかく東京いくし、誰かに会いたいなー飲みたいような気もするなーってLINEのトーク履歴を見ながら今!会いたい気分の人を探してたんだけど、

なんか いまのわたしは 友達でも彼氏でも会社の人でもなくて 新しい化学反応が欲しいっていうか、新たに人と出会いたーい みたいな気分だったんだよね。

拡張したいみたいな。で、そう思ってた時に今日行ってきたイベントの告知を見て、あ、これだなぁと思って参加してきたわけですたい。

 

で、めっちゃよかったんだよね。

イベントのテーマもそこに集まる人もそこにある空気も。

 

①テーマがめちゃ良かった

そもそもこのテーマは主催者である4人の女子が可愛く他力本願をテーマにして世界各国を旅した記録版の出版記念でもあり、身近にまじで余命半年と宣告され、自分じゃねー医者が決めんな!とむかつき、やりたいこと全部やり通したら病気が治っちゃった人のエピソードから生まれた「余命半年だったらなにする?」という着想から生まれてるんだよね。

 

で、そこにいる、4人(のうちの3人がいたイベントだったんだけど)はさ、もう余命半年(ヨメハン)やってるわけ。だから、経験談を語ってくれるわけなんだけど、もうそれが 本当に等身大で、それぞれ似てなくて、でもそれを受け止めあってて、すっごい良い雰囲気だったわけ。

しかも、余命半年とかいわれてもイメージわかないなって思ってたけど、そこに日付が入るとさ。2019年の4月12日って。なんだかリアリティを浴びるわけさ!笑えた名言が、余命1週間なら自暴自棄だし酒池肉林、でも半年は自暴自棄には長すぎる!っていっててさ、確かにそうだなと思ったの。

 

わたし自身6ヶ月休職中だから、同じ6ヶ月間なわけだけど、実際この半年、何したかったいったら、何もしないをした としか言えないんだけど、

それはそれで超意味があることだったのは前提で。

でもやっぱり、その先があることをイメージして生きてるわけだよね。未来は来るって思ってるわけだから。良くも悪くも現実的な意味で。

 

 だから、ヨメハンを考えるのとは全然発想が違くて、より何がしたい、よりも、根本的な欲求が出てきたんだぁ。より素直な欲求。

印象的だったのはさ、セックスに関する欲求をあげる人が2人いて。その気持ち、わかるなぁと思った。抑圧している性欲を満たしたい、自分をすり減らすセックスじゃなくて 生きる根源になるようなそんな営みとして、という意味だけど。

 

その場で、おもろかったなーで終わらないの。だって、2019/4/12に刻んでるわけだから。命の終わりを。多分一度死ぬ日を。

人によるんだろうけどさ、そこらへんは。少なくともわたしは、このテーマは向こう半年、自分の頭にあり続けて、ことあるごとに、「それ、余命半年でもやるの?やらないの?言うの?言わないの?」って問い続けて来るんだろうなぁって思った。

 

②人がめっちゃ良かった

縁としか言えないのかもしれないけど、

なんか、たぶんこういうイベントに来ること自体がちょっと似たものというか 死を見つめて今を生きなおしたいと思ってるからなのか

みんな肩書きとかなく等身大で 昔から知ってる家族のように 泣いたり笑ったり。トークする人が寝転びながら話したり。聞く側もいきなり寝転んだり。

自由さが過ぎるんだけど、なんかどこまでも自分にまっすぐな人たちの集まりに思えて、大人数恐怖症のわたし(複数の人間の話し声嫌い、人混み息苦しい、初対面の人はだいたい敵とはいわなくとも警戒して距離を取りたがる、基本巣に帰りたい、興味を持てる人がそもそも非常に少ない)が、

タメ語で、リラックスして、おしゃべりになる という自分でも驚きの場の力だった。

そして、最後にはなんか出会ってくれてありがとーみたいな 感謝の気持ちとともに、形だけじゃないハグをし合うという。。。

ありのままの、なんの代名詞もないひとびとが、弱さを内包して 活き活きとそこにいるみたいな。

この場の付き合いで終わりたくないなぁって

初対面の人に出会ったのは初めてだった。

 

 

さて。

これははじまりであるな。と。

ここから半年間、何が起こるんだろーお。何を起こすんだろーお。楽しみで仕方ない。

帰りに引いたオラクルカードには、

AGGRESSIVEって書いてあって

居心地の良さと悪さの絶妙なところまで攻めろというメッセージをうけとった。

 

わたしの周りにも広めていく、というか自然と広まっていっちゃうんだろなぁ。私の近くにいる方、お楽しみにしててくださいよーん。

 

ちょっと変なテンション。

あしたはあしたでたのしみな用事。

おやすみなさぁーい。