残存

ひとつの物語が終わって、

またひとつの物語が終わる。

 

それは自然の摂理で抗えないものだけど

今日はやっぱりまだわたしは

無意識に執着していたり

今じゃなくて過去に没入していたりするんだなってことを気付くことがあった

 

過去に一緒にいた人が

結婚したと聞いた

これ以上嬉しいことはないはずなのに

例えば今がどんなに幸せでも

途端にないもの探しや

知っても何にもならない事をさらに粗探しして自分をいたぶるようなことをし始める

思考や感情に翻弄されて。

 

大切なのは いまであるということを

取り返しのつかない行動をしてしまう前に気付かなくてはいけない

またひとつ 目の前にいてくれる人を傷つける前に

気付かなくてはいけない

 

自分の人生を生きる

いや 生命がわたしを生きる

そういう意味で 長年の呪縛から

解放された日だったのかもしれない

もう

不幸にしたんじゃないか とか

今も生きづらいんじゃないかとか

そういう

人に対して 影響を与えられるなんて

奢った考え方は辞めたいな

 

そして

その弱さに惚れながらも

誰よりもその人を信じれるような

一緒にいて 力が湧いてくるような

そんな関わり方を していきたいな

 

心配されてるよりも

信頼されてる方がよっぽど力が湧いてくるから。

信じて 頼りたいと思えるような人になりたいし

信じ 頼ることができる人でありたい

 

最近のマイブームの言葉は

「その身のままで」

その身のままで 恋をして

その身のままで 発散して

その身のままで 時には傷ついて

また己の力で立ち上がれるようになりたい

 

 

中秋の名月は9/24

香道の教室にて、香り遊びを楽しみながら、

いつぞやの秋の月に想いを馳せる

いつの時代も人は月を見上げて

その自然の大きさに感服しながらも

時にはたったひとりを思い浮かべたら

時には大きな世界に ただ圧倒されて

そうやって巡り巡ってきたんだろうな